月参り 私も一緒にいただく秋

2022年11月4日

月参りに寄せていただくお宅で、今年も秋をいただきました。
香茸茶に、干し柿に、最後は松茸茶。
なんと贅沢なことでしょう。なんとお手間がかかったことでしょう!

「今日のために準備しました!!」

と、うれしそうにお話し下さいました。

自営業をされているお宅ですから毎日ご多用の中にもかかわらず、多大なおもてなしで迎えて下さいます。そして、そんなおばあちゃんの後ろ姿を見ながら、小・中学生のお孫さんも含めたご家族で毎月参って下さいます。

私は、親戚のおじさんになったような気持ちでお孫さんの成長を見守り、時には学校のお話を聞いています。お話を聞くことで、自分やわが子が学生の頃を思い出したり、毎日気分を使いながらがんばっているお孫さんたちの学校の様子が目に浮かんでくるのです。

これからも、若い世代の健やかな成長を応援していきます。
いえ、若い世代への応援だけではいけませんね。
若い世代が
「生まれてきてよかった」
「生きてきてよかった」
「出遇ってよかった」
と思っていもらえるように、力を注ぐのが私たち世代の役割でした。
私も、もう一踏ん張りです。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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