朝方に、慌てた様子の電話が入りました。
電話の声が、葬儀会館の職員さんに変わりました。
職員さん「源光寺さんにご縁の方が、お葬儀をご依頼です」
とのことでした。どなたにとっても、急なことだったようです。
昼のご法話を終えて、葬儀会館に駆けつけました。
職員さんにこれまでの経緯をお尋ねすると、
職員さん「お風呂場でのことだったそうです。おそらく、ヒートショックによる心不全だそうです」
私「では、昨日は大変でしたでしょうね」
職員さん「検死なども有り、バタバタされていたようです」
どなたも心の準備が出来ていないお通夜・お葬儀は、私たち僧侶も特に気分を使います。
お通夜を終えてお寺に帰り着いたら、どっと疲れが出ました。
母は、先にお風呂に入っていました。
私は、夕食を頂きながら少し気になっていました。
お風呂から出て来た母に
私「今日は、長いお風呂だったですね」
母「ちょっと、風呂掃除をしてたのよ」
ホッとしました。
私「ヒートショックに気をつけて下さいね」
母「そうね。私が遅かったら声をかけに来てね」
しばらく落ち着かなかったですが、私もお風呂で気分転換が出来たので、ようやくブログがかけるようになりました。明日は、離れて過ごす両親にも電話をかけよう。
こうしてお寺の法務を通して、様々なことを学ばせていただいている私です。
明日は、お葬儀です。今から準備がありますので、短めの投稿で失礼します。
皆さんも、ご両親やご年配の方に声をかけてあげて下さいね。