オンライン相談が2件 離れていてもつながって相談できる安心 

2022年11月10日

夕方に、「ハスノハ」からのオンライン相談を担当しました。
内容は、お母さまの逝去に関わる今後の仏事の勤め方と、グリーフに関するお尋ねでした。

■ご紹介:お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/

夜には、お母さまの認知症に関する介護のご相談をお受けしました。私一人では具体策は出て来ませんので、プロ(介護福祉士・介護支援専門員)の方とZOOMをつないだオンライン相談となりました。

「ハスノハ」オンライン相談は、事務局がまず相談者から内容を預かり、希望を聞きながら相談日時や話してみたい僧侶をリサーチ。そして、登録している僧侶とのマッチング。
相談を受ける僧侶の側は、あらかじめ相談日時と時間を調整済みであることと、相談内容も事前に確認できることで、心の余裕を持って相談をお受けすることがあります。
相談者も、例え初めて会う僧侶だったとしても、あらかじめプロフィールなどを確認できているので、ZOOMを通して安心して相談することが出来ます。

夜のオンライン相談では、ご門徒さんの報恩講参りでいただいた相談を、プロの方に聞いていただくものでした。私が事前に大まかな内容をお伝えしていましたし、ご門徒さんも「源光寺さんから紹介されたプロの方」ということで、「どこにも話しが出来なかったこと」も包み隠さず話をしてくださいました。介護福祉士の方は、ZOOMを通して、まず、ご家族のこれまでの介護をしっかり労い、「もし、私の親だったら、同じことをしているでしょうね」と共感してくださいました。ご門徒さんは、「今まで通りでいいですよと言われて、とてもうれしかった」と涙をにじませておられました。
さらに、ご家族への具体的な提案や、経験された過去の事例の紹介などをされました。最後には、「また、定期的にお話を聞かせて下さいね」と、お互いが再会を楽しみに出来る声かけをして下さいました。

どんな事柄でも、たった一人で出来ることは限られるけれど、様々な経験や知識・特技・能力を持っている人たちが「お互いを大切にする」という心で関わり合えば、きっと何らかの解決策が生み出されるのだと肌で感じて、大いに元気をもらった今日の午後でした。

あなたがもし悩みを抱えた時は、ぜひ、ハスノハに相談してみてはいかがですか。
あなたは、決して一人ではありません。

■ご紹介:お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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