連休中の地震はなおさらびっくりされたでしょう!どうぞ今晩をご安全に

2023年5月5日


あの阪神・淡路大震災から28年が経過しました。あの時、私は学生で実家の大阪府茨木市に住んでいました。数日前から余震が続いていましたが、あの日は人生で最大の揺れを体験しました。大変こわかったです。今でも、ちょっとした揺れにも敏感です。
当時の報道では震度4とされていましたが、震災以降に拡充された観測網で推測すると、実は震度6弱相当にあたったのではとの研究結果もあるようです。ですから、今日の昼に石川県周辺で発生した震度6強の地震に遭遇された皆さんが、いかに恐ろしい思いをされたかを少しは想像することが出来ます。

しかも、今日はゴールデンウイーク期間中です。行動制限のない3年ぶりの大型連休ですから、久しぶりに足を伸ばし観光や帰省で楽しんでいらっしゃる方が多かったと思います。特に観光の場合は、慣れない土地での災害ですから心配や不安はより大きなものとなりますね。どうぞ、地元の方も観光客もそれぞれに声をかけあい助け合いながら、今後の余震にも気をつけてお過ごしください。

今晩は、枕元に懐中電灯などの明かり、情報収集のためのスマホやラジオ、すぐ逃げれるように靴を置いておき、普段着の方がよいかも知れませんね。地元の方で今後家財などの片付けをされる場合は、先に写真を撮って被害や建物の損害状況が第三者にもわかるようにしておくと、罹災証明書の発行などにも大いに助けになるでしょう。

現地にいる観光客の方は、自宅に帰られたあと、ホッとすると共にどっと疲れが出ますので、数日は体調に留意しながらお過ごしください。また、

直接の被害に遭わなかった皆さんも、他人事で終わらず、いざという時の防災・減災のために今出来ることを始めましょう。

どうぞ、今晩をご安全にお過ごしください。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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