北海道からは無事に帰ってきたが、悲しい現実をどうすれば・・・

2023年10月17日

2週間にわたる北海道常例線布教については、昨日の投稿でその一部を紹介したように、多くの皆さまのおかげで恙なく勤めることが出来ました。さらに、学び多く、思い出深い日々となりました。

その一方で、海外では10月7日にイスラエルへのハマスの攻撃が勃発。すでに数千人が亡くなられたという報道もあります。昨年2月24日に、ロシアとウクライナの戦争が始まってしまった時「まさか!」と大きな衝撃を覚えましたが、その収束を見ない内に、次なる戦争が勃発してしまいました。

この現実を私は、どう考えたらよいのでしょうか?
いつも出会う子どもたちから
「なんで大人は戦争はするの?」
「なぜ戦争を止められないの?」
と問われたら、私はなんと応えることが出来るでしょうか?
私には、いったい何が出来るでしょうか?

このように現地の心配をして心痛む時もあれば、でも、その一方で安全な場所で食事をし温かなお風呂に入りいつも通りの布団で眠れるこの私の矛盾たるや。考え続けると気がおかしくなりそうです。だから、何か他のことに気をそらそうとしている自分がいるのも事実です。

この投稿を読んでくださったあなたは、ただいまの現実をどう捉えていらっしゃいますか?そして、同じ時代を生きている子どもたちに、あなたはどんな声をかけますか?

そして、私にも声をかけてくださいませんか?

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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