自然の前では無力だが、復旧・復興では何らかの力になれるはず

2024年1月2日

「明けましておめでとうございます」と、
あちこちで新年のご挨拶が交わされたはずの元旦に、石川県を中心とした大地震が発生してしまいました。こわかったでしょう。続く余震に疲労も重なっておられるでしょう。でも、夜は不安でなかなか眠れないでしょう。現地の皆様には、心よりお見舞い申しあげます。

さらに本日、その石川県に救援物資を輸送するはずだった海上保安庁の輸送機と新千歳発羽田着のJAL機が衝突してしまいました。両機は炎上し、JALの乗客乗員は脱出できましたが、輸送機の隊員が亡くなられたと報道されていました。

とても悲しい出来事が続き、現地から離れている私も心が落ち着かない状況です。
実家に帰ってきて、源光寺の除夜のつどいに顔を見せてくれたA君。
小学生の頃は、源光寺の子ども会にも通っていた彼。
今回の地震発生を受けて休暇を切り上げ、急遽職場に戻ったそうです。
自衛隊員として、被災地の災害復旧にたずさわるためです。本当に頭が下がります。
これほど大きな災害では、彼らのようなプロの力が必要不可欠です。
被災地の方々は勿論ですが、支援に当たってくださる方々も2次被害などに遭われませんよう、
「どうかご安全に!」と願ってやみません。

自然の前では人間は無力ですが、復旧・復興については無力ではありません。
プロに頼るだけでなく、私たち市民も一人ひとりの思いやりと工夫を合わせて、現地の復旧・復興を支援しましょう。
広島という離れた場所からどんな支援(募金だけでない)が出来るのか、Facebookお友だちからのリアルなお声をいただきたいです。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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