支えられてある有り難さ 佐藤先生のご法話をYouTubeで

2024年2月21日

■ご紹介:2024年源光寺永代経法座ご法話 その1
https://www.youtube.com/watch?v=7ELk6tx7S1E

 

「絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeチャンネル」をご視聴いただき、有り難うございます。

この動画は、2023年4月に源光寺でお勤めした永代経法座の一コマで、佐藤知水先生(本願寺派布教使/広島県福山市)のご法話(朝席・前半)です。

佐藤先生は、
「私たちの人生は、どこに向かって進んでいるのでしょうか?」
と問いかけてくださった上で、

生老病死の姿は、どのいのちにとっても共通であり、本来は良し悪しがないものです。
しかし、それが私たちにとって苦しみになるのはなぜでしょうか?
それは、人間があらがうからです。

老いの孤独を見つめた上で、この私に届いている阿弥陀如来の働きを山口県・深川倫雄先生は次のように語っておられたそうです。
「年をとっていくことは 隊長に命ぜられて援軍がない敵地に一人乗り込んでいくようなものだ。
しかし、年をとるとすべての味がよくなる。
天下に知られる人にならんでもええ。だれもかまってくれんでもええ。
ここに一人かまってくれる人がいる。阿弥陀さま。
年をとるのはええものやなあ」

さらに、親鸞聖人のご和讃のひとつを紹介され、

生死の苦海ほとりなし ひさしくしづめるわれらをば
弥陀弘誓のふねのみぞ のせてかならずわたしける

今日こうして、お寺の本堂にお参りし、阿弥陀さまの前で手を合わせているそのままが、
私をもう願いの船に乗せてくださっているということなのです。

とお示しくださいました。(ご法話その2に続きます)

この動画視聴を通して、浄土真宗の教えがお葬儀・ご法事の単なる道具ではなく、苦悩を抱える人生の確かなよりどころとして受け止めていただけるものと思っています。いつでも・どこからでも・何度でもご視聴・お聴聞いただけます。さらに、若い世代にもご紹介ください。

これからも、源光寺のたゆまぬ取り組みを応援していただけると、うれしいです。

■ご紹介:2024年源光寺永代経法座ご法話 その1
https://www.youtube.com/watch?v=7ELk6tx7S1E

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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