げんさん、見てますよ!

2024年3月6日

月が変わりましたので、お寺の掲示板を張り替えに出ました。
作業をしていると、下校中の小学生にばったり。

私「こんにちは!何年生ですか?」
子どもたち「6年生です。あ、いつも見てますよ!!」
私「え~、そうなんや。それはうれしい!!」
そして、張り出したばかりの今月の言葉を読み始めた。
子ども「よくわかんない」と、一人がつぶやく。
私「高校生になったらわかるよ。金曜日には、最後の読み聞かせに行くからね」
子どもたち「やったー」
私(なんと素直な子どもたちでしょうか!私までうれしくなったぞ)「気をつけて帰ってね」
子どもたち「さようなら」

卒業間近の6年生。
その後ろ姿を見送りながら、どんな読み聞かせにしようか考えはじめています。

これまで登下校の子どもたちを見護ってきましたが、実は、子どもたちからも見られていたのですね。
思いがけず、今月の言葉がリンクした瞬間でした。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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