絵本を通していのちの事実に立ち返る メルマガ登録のお勧め

2025年5月30日

日々の暮らしの中で、私たちは「ありがとう」や「おかげさまで」といった言葉を、何気なく耳にして、口にすることがありますね。特に「おかげさま」という言葉は、響きも美しく、温かい気持ちにさせてくれる言葉ですね。私たちのご先祖が大切にしてきた言葉の一つではないでしょうか。でも、 「おかげさまってどんな意味?」と子どもたちに聞かれたら、私たちはその意味をすぐに伝えることができるでしょうか。

先日、私のメルマガで1冊の絵本を紹介しました。
それは、『おかげさま ―いのちのまつり―』(草場一壽/作 平安座資尚/絵 サンマーク出版/発行)です。まさに、この「おかげさま」という言葉の奥深さを、優しく教えてくれる絵本なのです。この絵本では、おじいちゃんが「おかげさまは、生かされていることへの感謝の言葉じゃよ」と、孫に声をかけています。単に誰かに何かをしてもらった時のお礼の言葉に留まらない、ということです。もっと広くて深い、根源的な心を表しているのだということに気づかされます。

では、今あなたは「生かされている」と聞いて、具体的にどのようなものが思い浮かんでいますか?太陽の光、雨の恵み、美味しいごはん、温かい布団、そして何よりも、私たちを産み育ててくれた父母やご先祖さま…。そうですね。私たちの日常は、数えきれないものに「生かされている」のでした。忙しい毎日を送っていると、つい大切なことを見失ってしまう私たち。だからこそ、「生かされている」事実を思い出すことが、本当の自分に立ち返る機会になるのだと思います。この絵本は、まさに「生かされている」事実を思い出し、本当の自分に立ち返る機会を与えてくれます。

以下のリンクから、私のリザストメルマガの読者登録(ページ下部にあるボタンを押して必要事項を記入)が可能です。
https://www.reservestock.jp/subscribe/205203

「絵本のお坊さん」が、絵本を通して、「いのち」「生きる」「つながり」「真実」「グリーフケア」などをテーマにしたメルマガを配信しています。ご自身の心にそっと寄り添ったり、日々のささやかな喜びを大切にしたいと感じているあなた、ぜひ私のメルマガを覗いてみてください。先日配信分『おかげさま ―いのちのまつり―』も、メルマガ登録いただければ、すぐにお読みいただけます。

メルマガを通して、あなたとの新しい「ご縁」を楽しみにしております。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA