本当の終活 私のいのちはどこへ行く?

2019年12月12日

 著名人が亡くなられると、マスコミを通して訃報が伝えられる。
そして、ご本人の宗教や信仰に関わらず、多くの場合
「00さんは天国にいかれました」とナレーションがつく。
あなたは、このナレーションを気にしたことはあるだろうか。
そして、こんなことが気になったことはないだろうか?
「自分がいのち終わった時、自分のいのちはどうなるのか?」
「どこに行くのか?」
「縁ある人たちが、あなたのいのちをどのように受け止めるだろうか?」
1.魂が輪廻する
2.神の裁きを待つ
3.死んだらそれまで-人は死んだらゴミになる
4.死んでもこの世に霊魂として存続する
5.大きな生命へと還る
6.浄土へ往生する
7.先祖霊となる
8.天国に召される
9.お星さまになる
10.地獄に堕ちる
11.気にしたことはない
12.この世に仏となって還ってくる
13.草葉の陰で見守る
14.骨になってお墓にいる
15.縁ある者のそばにいる
16.成仏する
17.黄泉の国に行く
18.子孫に化けて出る
19.お墓の中でけんかをしている
20.子孫を空から見守る
(順不同である)

死後に関わる表現は、実にたくさんある。
その受け止め方は様々であるし、一つに絞れない場合もあるだろう。
この際、このことを確認してみるのはどうだろう。
何せ他人事ではなく、自分自身のことだからだ。
家族や親しい人と話題にしてみるのはどうだろう。
また、縁あるお坊さんや知り合いの宗教者に投げかけてみるのもいいだろう。

世の中は今終活ブームである。
その中身は、次のように多岐にわたる。
身辺整理・人生の振り返り・いざというときの連絡先の確認・
エンディングノートの記入・相続の相談・遺言状の作成・
医療や介護の相談・葬儀の相談・お墓の相談・お仏壇の相談など。
これらの(世間の)終活が終わった後、本当の終活が残っているのだが、
案外それに気づいている人たちは少なくなった。
浄土真宗では、この本当の終活を「後生の一大事」と表現し、
まず一番初めに解決しておくべき大問題だと語り続け、それを聞き続けてきた。
そして、この「後生の一大事」が解決しておくと、
人生の悲喜交々をしっかりと生き抜けると教えてきた。
このブログが、本当の終活のきっかけになってくださったらうれしい。

(今晩はお寺の役員さんとの忘年会ですから、酔いつぶれる前に投稿します)

■絵本のお坊さん問い合わせ先 
 名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
 住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
 電話:0824-63-5906
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 源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
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          https://www.youtube.com/watch?v=nGl8akzD2gQ&t=48s

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
  として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
  などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
  わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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