お母さまのご往生がきっかけで 阿弥陀さまをお迎え

2022年3月16日

今日、本願寺から大切な荷物が届きました。3月の最終週に、入仏慶讃法要をお勤めするご門徒さんのためのお掛け軸です。

「お母さんの供養のために仏壇を迎える家は、どっちの家がいいかね?」

1月末にお母さまを亡くされたAさんご兄弟。お母さんのご往生をきっかけに、お仏壇を新しく迎える件でご相談をされていました。
私「あの~、実は、その順番は反対なんです」
Aさん「え、どういうことですか?」
私「家を一軒構えたら、まず家の主として阿弥陀さまを迎えなさい。これが、浄土真宗の基本だったのです。阿弥陀さまをお迎えしない家は、単なる小屋と同じだ。と厳しく諫めた僧侶もいたそうです。
阿弥陀さまのまなざしと見護りの中で、家族が誕生し、成長し、年月を重ねていく。その一コマとして、老いや病や死もあたりまえに在る、と考えてきたのです。この度は、その順番が反対になっただけで、どっちの家にということではなく、それぞれの家にお仏壇は必要ということです。
だから、阿弥陀さまをお迎えする法要を「入仏慶讃法要」と呼び、赤いろうそくをお供えし、お喜びの心でお勤めしてきたのです」

今回は、お母さまを亡くされたことがきっかけとなり、阿弥陀さまの智慧と慈悲を取り次ぐ仏縁をいただくことになりました。これから、ご当家との仏縁がどれだけ深まり拡がっていくでしょうか?
「母からもらった仏縁が、今は生きる拠り所になりました」と、いつの日かつぶやいていただけるように、大切につとめていきます。

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
2022源光寺モネの睡蓮計画
https://www.youtube.com/shorts/juEph8yVBPY
『新々みちしるべ 菩薩シリーズ』慈悲-観世音菩薩
仏は常に人びとの前に救いの手段を尽くす https://www.youtube.com/watch?v=RMMVzEVIodU
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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