『御堂さん』が確かな仏縁になるといいなあ

2022年5月29日

ここ広島県北・三次市では、昼間は夏を思わせる暑さが続いています。皆さんのお住まいの地域ではいかがでしょうか?まだ、暑さに慣れていませんので、身体に堪えますね。

今月も、『御堂さん』を無事に配り終わりました。(私の代わりにそれぞれの地域を配ってくださる方もあり、大助かりです)今回はTシャツ一枚で配りました。それでも、汗をかきました。分厚い手袋をはめて、ヒートテックの下着やウインドブレーカー上下を着てマフラーを巻いても、ブルブル震えながら配っていた冬の頃から比べると、信じられないような暑さです。

お寺を含めて各団体や地域でこれまで続けられてきた様々な行事が、新型コロナ以降は中止・縮小となることで、人と会うこと自体が少なくなり、地元や門信徒さんとの関わりも少なくなっています。そのような中で、定期的に『御堂さん』を配らせていただけることは、源光寺と皆さまをつなぐ大切な仏縁になると受け止めています。

「阿弥陀如来という仏さまは、いつでもどこでもどんな時でも、苦悩を抱える私を離れず、寄り添い、導いてくださいます」と、お招きを受けたご法座でご法話をさせていただきます。でもそれは、お話をさせていただく私の自己満足で終わってはいけないと思っています。「絵に描いた餅」にはしたくないと思っています。ご法話をお聞きくださった方が「ああ、そうなんだ」と感じ取っていただくところに大きな意味があると思っています。ですから、『御堂さん』も配り終わって、やったー!!と自己満足するのではなく、『御堂さん』の内容を「ああ、そうなんだ」と感じとり、人生の確かなよりどころとしていただければいいなあと願っています。

『御堂さん』についての詳細は、津村別院(大阪市)へお問い合わせください。

(写真は、道中の一コマです)

■ご紹介:月刊誌『御堂さん』(浄土真宗本願寺派 本願寺津村別院ホームページより)

月刊誌『御堂さん』

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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