彼岸花がちらほら咲き始めましたが、昼間は夏を思わせる暑さでした。
納骨のために墓地に上がってみますと、何台ものトラックと人影が見えました。
数日前に墓地法面の草刈りに来て下さった業者さんが、再び作業に来てくださっていたのです。
現場監督の方に、お礼かたがた声をかけさせていただきました。
これだけ勾配が急でありかつ高所では、よほど熟練した人でないと危険であること。
万一を考えて、きちんと命綱を付けて作業していること。
適度な休憩をとっていること。
充電式の草刈り機もあるが、これだけの面積を刈ろうとするとエンジン式がよいこと。
こうして刈ってもまた生えてくるだろうし、それはどうしようもないこと。
前回刈り上げた草の量が、トラック何台分にもなったこと。
など、いろんな話を聞かせてもらいました。
お盆前には地域のスーパーマンがおいでくださって、お寺の奉仕作業としてその一部を刈ってくださいましたが、今回のように法面全体を刈ってくださることは、おそらく初めてのことでしょう。
刈った後の清掃もきちんとすませてくださり、プロの仕事の素晴らしさに感動しました。
今回、この法面はお寺の所有ではなく県の管轄ということがわかったことで、今回のような大規模作業が初めて可能になりました。アドバイスを頂いたご門徒さん、そして作業をしてくださった業者さんに心よりお礼を申しあげます。これで、私が抱えている長年の懸案の一つが解消されました。
誠に有り難うございました。
おかげさまで、きれいになった墓地でお彼岸のお参りに来られた方々をお迎えすることが出来ます。