ファーストコールテンプルでありたい 報恩講参りあれこれ

2022年12月7日

ただいま、在家報恩講(=各戸のご門徒さんとお勤めする親鸞聖人のご法事)の真っ最中。
1件1件、いろんな物語が繰り広げられます。

「お寺さん、大切に取っていますよ!!時々読み返すんですよ」
こちらのお宅では、「コロナ禍のグリーフケア」をテーマにした掲載記事(中国新聞洗心欄2月21日分)をクリアファイルに入れて取っておいてくださったのです。

10ヶ月も前の記事なのにこんなに大切にして頂けるなんて、地元の住職としてとてもうれしい。

「あなたのファーストコールバンクでありたい」
昔、ある銀行のCMで流れたキャッチコピーです。
気になって調べたところ、
「困った時に、真っ先に相談したくなり、電話をかける銀行のこと」
とありました。
「いいなあ!」
と思いました。

私には、特別な学識や修行歴はありません。
皆さんを引きつけるような特技や技能もありません。

でも、同じ時代を俱に生きて地元に住する職として、皆さんにとって
「困った時に、真っ先に相談したくなり、電話をかけるお寺」
でありたいと思っています。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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