冬用タイヤに交換 自分を縛っていた思い込み 

2022年12月9日


午前中に広島市内での用事を済ませ、帰ってきました。
朝は霧が深かったので、昼前頃から雲一つない素晴らしい青空となりました。
昼ご飯を頂いた後、今後一週間の天気予報を見ていました。
「火曜日あたりから、気温がグンと下がる」
と報道されていました。

タイヤの摩耗をできるだけ防ぎたい私は、例年は、雪の降るギリギリまで夏用タイヤで走っています。
でも、
「暖かい今日のうちに、タイヤを交換しておこう」
と急に思い立ちました。作業中に熱くなり汗が出るほどの暖かさでした。おかげで、スムーズに作業が進み1時間もかからず終了できました。

以前は2時間近くかかっていたこともあり、交換作業はとても憂鬱でした。
経費を抑えようと長い間スチールホイールを使っており、冬の間の錆び付き自分ではタイヤの脱着ができなかったからです。蹴っても叩いてもびくともしないタイヤを恨みながら、
「やはり、私はタイヤ交換さえ自分でできないのだ」
と塞ぎ込んだものです。しかたなく、トヨタさんにお願いしたことが何度もありました。

でも、あることがきっかけでタイヤ交換が楽になったのです。ホイールをアルミに変えただけで、さび付きの心配は不要になりました。とても、感動したことを覚えています。それ以降、自分でも短時間で交換ができるようになりました。(単に道具を工夫すればいいわけで、なにもそんなに自分を卑下することはないのに)と、あの頃の自分に話してやりたいです。

振り返ってみれば、
「執着をはなれよ」
と仏さまの教えを聞き続け、時にはご法話としてお話もしてきた私。
でも、実際は、聞くことや話すことと、自分が実践できるかということには大きな開きがあったのです。
「何も出来ない私」
という思い込みに縛られ、自由な思考や工夫が出来ない私になっていました。
さらに、物事に対し条件反射のように善悪や出来不出来・優劣の判断をしていた自分にも気づかされました。最近は、物事をよくよく観察したなら、自分にも工夫できることがたくさんあるのだと気づくようになりました。これも、諸行無常の一コマですね。

■絵本のお坊さんが出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、いのちをふり返る機会を俱に過ごしましょう。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受け出来ます。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会などで、新たな出会いと関わりが広がります。
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わかりやすくお話しします。
*仏さまのお話・絵本読み語り・悩み事相談は、オンラインも可

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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