西本願寺では御正忌法要通夜布教 源光寺からは法話配信

2023年1月15日

西本願寺では御正忌報恩講法要通夜布教 源光寺からはご法話配信

この動画は、2022年12月に源光寺でお勤めした報恩講法座の一コマで、本願寺派布教使・朝枝暁範先生(北広島町)のご法話(昼席・前半)です。
■ご案内:2022年源光寺報恩講法座ご法話 その3
https://www.youtube.com/watch?v=y7sFEr1xhi0

報恩講とは、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人を偲ぶご法事です。浄土真宗寺院だけでなく、ご家庭や地域でも大切に報恩講参りが相続されてきました。その歴史は、700年以上です。
京都・西本願寺では、1月9日から16日まで御正忌報恩講法要が勤まります。

源光寺では、報恩講法座を12月にお勤めしました。
ご講師は、本願寺派布教使・朝枝暁範先生(北広島町本立寺ご住職)です。源光寺では、第12代弘道住職(私の祖父)の時代から何度もご縁を結んでいただいている先生です。ご法話の中で大切なお言葉を紹介される時は、2度3度とくり返してお話くださいます。
わかりやすく心にのこり、いつでも思い起こすことが出来る丁寧なお取り次ぎをしてくださいます。

朝枝先生は、
親鸞聖人が生きぬかれた当時の度重なる改元をご紹介になり、それだけ天変地異や疫病などが頻発し多くの方々が亡くなる厳しい時代だったことを教えてくださいました。
そして、親鸞聖人が遺された言葉をひもときながら、法然上人(他力浄土門)との出遇いの慶びをお話くださいました。さらに、同じお念仏の道を生きるただいまの私たちへ「自力を棄てる=阿弥陀如来の本願にお任せする」ことの大切さと難しさをお示しくださいました。

親鸞聖人は今から850年前(鎌倉時代)にお生まれになり90歳まで生きた方ですが、その人生を学ばせていただくと現代の私たちや社会の状況に共通点が多いことがわかります。だからこそ、親鸞聖人が遺された数々の言葉が今でも多くの方々の道しるべになっていることにうなずかされます。

この法話視聴を通して、浄土真宗の教えがお葬儀・ご法事の単なる道具ではなく、苦悩を抱える人生の確かなよりどころとして受け止めていただけるものと思っています。いつでも・どこからでも・何度でもご視聴・お聴聞いただけます。さらに、若い世代にもご紹介ください。コロナ下でも法灯を絶やさない源光寺の取り組みを応援していただけると、うれしいです。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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