ヤフオクに紙芝居がいっぱい 「一休さん」届く

2023年7月19日

ここ数年、ヤフオク(=Yahoo!オークション)を使っています。実は、ネットオークションは代金を支払っても商品が届かないなど詐欺事件がよく報道されていた時期があり、少し警戒していました。しかし、実際にヤフオクを使ってみると、詐欺を防止するためのいくつもの対策があり、私の場合は今までに詐欺にひっかかったことはなく、とても重宝しています。

これまでにヤフオクで購入したのは、ビデオカメラなどの家電や仏教書・用紙などの事務用品・メンズインナー・足袋などです。安価で手に入れることが出来るだけでなく、特に仏教書の場合は、ネットや一般書店でももう手に入らない貴重な書籍を購入することが出来るので、本当に有り難いです。

今回、何気なく検索してみたら、紙芝居がいくつも出品されているではありませんか?しかも、子どもの頃によく見たアニメの紙芝居などもたくさん出品されていました。戦時中の紙芝居は、初めて見ました。その中に「一休さん」の紙芝居がありました。

あれは、私がまだ子どもの頃です。土曜日の夜だったでしょうか?「日本昔話」と「一休さん」のアニメが続けて放送されていました。夜ご飯を食べながら、家族と一緒によく見たものです。だから、懐かしさが込み上げてきました。今では、もう現物は販売されていないでしょう。今回たまたま閲覧して発見したわけですから、今購入しておかないと他の誰かの手に渡ってしまいます。「絵本のお坊さん」としては、ぜひ落札したいと思いました。5作品が入って1.000円という破格な値段も、うれしかったです。

無事落札して数日後、「一休さん」の紙芝居が届きました。年月が経っていますから、外箱に少し傷みがあり、作品は当然日焼けをしています。しかし、作品には帯がついたままの未使用でした。さあ、今年のサマースクールや放課後児童クラブで読み聞かせをしてみましょう。YouTubeなど動画に慣れている今の子どもたちが、アナログな紙芝居をどのように聞き、受けとめてくれるか、今から楽しみです。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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