生活そのものが聴聞の場 高津先生のご法話

2024年2月5日

■ご紹介:2023年源光寺春彼岸法座ご法話 その4
https://www.youtube.com/watch?v=vG-QjWOjzvo

「絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeチャンネル」をご視聴いただき、有り難うございます。

この動画は、2023年3月に源光寺でお勤めした春彼岸法座の一コマで、浄福寺住職・高津眞吾先生(大田市)のご法話(昼席・後半)です。(諸事情で公開が大変遅くなりましたことをお許しください)

講題を「上農は土を作るがごとし」といただきました。

住職としてだけではなく、地元コミュニティセンターにお勤めの傍ら、長年にわたる農業の経験もふんだんにご紹介くださいました。
昔の方は、「稲を作るのではなく、田を作る」と言っていたようです。まさに「下農は雑草を作り 中農は作物を作り 上農は土を作る」です。土を作れば、自ずと稲が出来るということを含んでいたのでしょう。

現代のような儲けを中心に考える農業とは方向性が違うと思うがと前置きした上で、高津先生は「しんどくても、楽しかったらものになる」「足繁く通ったら、稲の顔が見えるようになる。稲の声が聞こえるようになる」ともお話されました。

さらに、高津先生にとっては、農作業の真っ最中や暑い夏の草刈りが、聴聞であったとふり返っておられます。「だから、皆さんの生活そのものが聴聞なのです」と声をかけてくださいました。

小さな頃から「阿弥陀さまはすごいよ」と耳にされてきた高津先生。この法座で「人に生まれてよかったね」「御開山(=親鸞聖人)のお示しくださった教えに出遇ってよかったね」「この教えに出遇ったから生きてゆけるよね」と、皆さんに伝わったらうれしいとも述べられました。

高津先生のご法話をふり返ると、農業と人づくりとお聴聞には、様々な共通点があると感じました。一朝一夕には出来ないこと、よく観察しその時々に合わせて手をかけること、自分が為すことよりも、圧倒的に多くの恩恵を受けていること、場づくり・環境作りが大切であること。

源光寺としても「皆さんと一緒に聴聞する場」を基本に据えて、様々な活動を展開していきます。

この法話視聴を通して、浄土真宗の教えがお葬儀・ご法事の単なる道具ではなく、苦悩を抱える人生の確かなよりどころとして受け止めていただけるものと思っています。いつでも・どこからでも・何度でもご視聴・お聴聞くださいね。さらに、若い世代にもご紹介ください。

■ご紹介:2023年源光寺春彼岸法座ご法話 その4
https://www.youtube.com/watch?v=vG-QjWOjzvo
(その1~3もぜひ、ご視聴ください)

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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