太陽はむこうにあっても・・・ お寺の掲示板を更新

2024年2月9日

「太陽はむこうにあっても その光はここにある」
正親含英(おおぎがんえい)元・大谷大学学長
この度、源光寺伝道掲示板を更新しました。

私はこの言葉に出会った時、太陽を阿弥陀仏の本願、光を南無阿弥陀仏のお念仏に重ねて味わいました。

正親先生は、
母親には3つの姿があるとも教えてくださっています。
一つは戸籍上の母親。
二つは生物学的、目に見える現身の母親。
三つは言葉になった母と言う、存在しなくなっても現に言葉となってここに生きている永遠になった母。

現身の母が亡くなったとしても、母の言葉を思い出す時、私たちはいつでも「母」に会えるのです。
そして、その「母」は、阿弥陀仏と同じ仏と成って私を導いていてくれると味わえるのが、浄土真宗の心強さです。

今日は、光がさんさんと降り注ぐ快晴でした。

お葬儀・ご法事という非日常の場で出会う仏教ではなく、もっと身近な生活の中で出会い、感じ、味わっていただける仏教を大切にしていきたいと考えている一人です。最近では、「輝け!お寺の掲示板大賞」(公益財団法人仏教伝道協会/主催)が評判となり、お寺の掲示板が注目されています。あなたも、身近にあるお寺の掲示板をぜひごらんになって下さい。人生のヒントがいっぱい見つかると思いますよ。(ちなみに、書は、母にお願いしています)

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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